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荒木 徹( Tohru Araki ) 先生



(御写真は準備中です)








・受賞理由/Commendation

太陽風に対する地球磁気圏応答の物理過程解明を中心とする太陽地球系物理学への貢献、および地球惑星科学データの保存と提供活動における貢献による功績により

For outstanding contributions to the Solar-Terrestrial Physics through studies on the dynamical effects of the solar wind pressure to the magnetosphere, and to the efforts of the Earth and planetary data preservation and access improvement


・経歴

1961年 4月 福井大学工学部助手
1967年 4月 京都大学工学部助手
1970年11月 京都大学理学部 助手
1977年10月 京都大学理学部助教授
1989年11月 京都大学理学部教授
2002年4月 京都大学名誉教授


・主要論文

Araki,T., Anomalous phase changes of transequatorial VLF radio waves during geomagnetic storms, J. Geophys. Res., 79, 4811-4816, 1974.

Araki,T., Global structure of geomagnetic sudden commencements, Planet. Space Sci.,25, 373-384, 1977.

Araki,T., K. Schlegel and H. Luehr, Geomagnetic effects of the Hall and Pedersen current flowing in the auroral ionosphere. J. Geophys. Res., 94, 17185-17199, 1989.

Araki,T. A physical model of geomagnetic sudden commencement, Geophysical Monograph 81, 183-200, 1994.

Araki,T, Historically largest geomagnetic sudden commencement (SC) since 1868. Earth,Planets and Space, 66,164, 2014.



・主な業績

荒木徹氏は、地球の磁気圏・電離圏の研究において数々の業績をあげ、太陽地球系物理学の発展に貢献した。特に、地磁気急始変化(SC)の汎世界的分布とその変動の同時性に関する研究、およびSCに伴う磁場変動を生成する電流系に関する一連の研究は、常に世界をリードし、太陽風動圧が急激に変化した場合の磁気圏応答および地上磁場変動に関する基本的な概念と研究の枠組を完成した。学界運営に関しては、国際科学会議(ICSU)世界資料センター(World Data Center)パネルメンバー、天文地球物理恒久事業連盟(FAGS)/国際地磁気指数サービス(ISGI) のDirecting Board Memberなどを歴任、これらの国際学協会組織においてリーダーシップを発揮した。国内においては日本学術会議地球電磁気学研究連絡委員会委員、情報学研究連絡委員会委員を務め、科学データの保存と公開のためのデータ体制の整備に貢献した。



・推薦者

家森俊彦